【開催報告】叱らないですむ、対話の子育て講座

【満員御礼】

4月14日(火)本降りの雨の中、お近くの方も遠方からも、これ以上入れない、というぐらい多くの方にお集まりいただきました。ご参加ありがとうございました。

 

対話士の山内ちえこさん、オーガニックジャーナリストの吉度日央里さんを講師お招きして、子育てのヒントについてご講演いただきました。


講演内容の記録として… 

対話の子育てと、叱らなくてすむ食事法。

講座募集の案内文を以下に添付します。

 

対話士 山内ちえこさんの講演内容

 ◆対話の子そだてとは?講座 ◆
頭ではなく「たましいでお話しする」対話を通して、親子の心と心が通じ合うやり取り、
コミュニケーション方法をお伝えしています。
お互いが響きあう呼吸と発声を使って、五感から霊的な感性に働きかける対話を、歌や遊びで行います。
指図、決めつけをしない言葉選びを身につけるコツなどもお話します。
親の気持ちを押し付けない関わり方ができる、言葉が話せない赤ちゃんと分かり合える、
親御さんの気持ちが安定する、感情的な関わり方が減る、などの効果があります。
対話の子育てをすると、おなかの中の赤ちゃん、言葉を話せない生まれたての赤ちゃんや
幼い子どもたちはもちろん、大人同士にも有効です。
お互いを尊重し合う、いつでも、誰でも、誰にでもできる、愛に基づく関わり方をお伝えします。

続いて、吉度日央里さんの講演内容

◆ 叱らない子育て&叱らずに済む食事法講座 ◆
子どもって、すぐに親のマネをしますよね。
叱ったり怒ったりすることは、子どもに叱り方や怒り方を教えているわけです。
その子は、叱ったり、怒ったりする人になっていくと思いませんか。
穏やかな社会は穏やかな人間形成から。
日本を根底から変えていくのは、お母さんの子育てかもしれませんよ。

私には、もう大人になった3人の息子がいますが、どの子も叱らずに育てました。
きっかけは、『2歳 しからないでもしつけができる』(内藤 寿七郎著)という本でした。
信頼を込めて、ゆっくり子どもの目を見て話せば2歳でもわかる、という内容でしたが、
当初は食事が整っていなかったため、叱るのをがまんすることでストレスがたまり、大変でした。

2人目、3人目と産み育てていくなかで、穀物と野菜、海藻を主体とした食事に
切り替えていくわけですが、だんだんストレスなく叱らない子育てをやっていけるようになりました。
ただ慣れただけだと思っていたのですが、あとで「陰陽五行」を学んでみたら、
「肝臓は怒りの臓器」であるとか、「陽性過多で怒りたくなる」ということがわかってきました。
そう、食事の調整で、怒りがこみあげてこない体にすることだってできるのです
(怒りんぼのパパも変身させられる!)。

「ダメ!」「やめなさい!」「何やってるの!」とつい言いたくなるような子どもの行動にも、 食事が起因していることは多々あります。どんな食事が穏やかな子どもの行動を作るのか、そのあたりもお話ししたいと思います。